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映画「矢臼別物語」を製作中です!

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映画「矢臼別物語」 ~北の大地からのメッセージ~

2020年 春 完成予定

 

企画制作 山本駿 山本洋子

監督 山本洋子

プロデューサー 桑山和之

撮影 野間健

55年の斗いとみらいへつなぐうた

 

 

 

監督 山本洋子より

私が、はじめて矢臼別に足を運んだのは、1980年代の半ばでした。
穂積肇氏の版画によって描かれた矢臼別の自然、川瀬一家と、それを支える周りの人々の熱い連帯と明るさに満ちた運動の在り方に感動し、≪いつか映画に≫の思いを抱き続けていました。
矢臼別のたたかいを知れば知るほどこの全容を人々に知らせたいとの思いが強くなり、2014年に行われた「第50回平和盆おどり」から撮影をスタートさせました。
日本の未来の在り方を見つめる〈戦争か平和か〉の最前線の過酷なたたかいでありながら、かかわる人たちはどうしてこんなに明るく、豊かな発想をもっているのだろうか? 
初めて会った人とも、どうしてこんなに打ち解けて語り合えるのだろうか?
ここに集う人々は、憲法を活かし、平和を守り、自分たちが主人公の社会を目指しているからではないでしょうか。 
そして、この運動が次世代へ確実に引き継がれていることも他には見られないと思います。
矢臼別の過去、現在、未来の問題を描くことは、日本の確かな未来への提言になると確信しています。

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1月末 矢臼別日撮影の折、共同通信の記者が取材に訪れ、「わたしの居場所」として、全国各地の新聞に掲載されました。

※記事について詳しく知りたい方いらっしゃいましたら、ご連絡ください。

 

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矢臼別の運動とは?

矢臼別は北海道、知床・阿寒連峰から根室・釧路まで広がる根釧原野の一角にある酪農地帯。この原野のほぼ中央、別海、厚岸、浜中三町にまたがって、総面積1万7千ヘクタールにわたる日本一大きい陸上自衛隊矢臼別演習場が広がる。

かつて、ここ矢臼別一帯は、戦後食糧不足対策として、開拓がはじまり大勢の若者たちがやってきた。その中に川瀬氾二、杉野芳雄がいた。

1962年、突如、開拓計画は中止となり、陸上自衛隊の演習場計画が持ち上がり、村議会も受け入れてしまう。執拗な土地買収が始まるが、杉野、川瀬は踏みとどまる。『自分たちが切り開いた土地だ。私はここにいたい』教師、農民、労働者を中心に共闘組織が生まれ≪演習場はいらない》≪川瀬、杉野の住む権利を守ろう≫の思いを胸に、日本国憲法を駆使して2人を支えたことによって演習場のど真ん中に2か所の民有地が未だに厳然と存在し、二人が亡くなった後も二軒の民家に3人が暮らしている。道路が通じ、手紙が配達され、荷物が届く。冬の除雪も保証され、電気も電話も通じ、3人は全国とつながっている。

50年以上続いている夏の『平和盆おどり』、暮れの『平和もちつき・望年会』、自衛隊の監視活動、1995年から始まったアメリカ海兵隊移転訓練の監視活動などを全国へ発信し、それに応え各地から大勢の人がやってくる。人々と交流するなかで、エネルギーをもらい、それぞれの場へと帰って行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

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